About

僕も、諦められなかった
小さな命だった。

戸籍のなかった少年が、カメラを手にするまで。そして今、国際NGOの一員として最前線に立ちながら、どんな小さな命も諦めないために記録し続ける理由。


成田淳 ポートレート

成田 淳Narita Jhonerick Manalo

映像作家 / 映像ジャーナリスト|ピースウィンズ・ジャパン スタッフ / 株式会社WAVE CREATIVE 代表取締役

1993年生まれ。日本とフィリピンにルーツを持つ。出生直後に父が不在となり、幼少期は戸籍を持たずに育つという社会的な境遇を経験する。

孤独や人種差別のなかで、自らに光をもたらしたもの――それが「教会で出会った映像制作」だった。以来、「声なき声を映像で届ける」をテーマに、社会の片隅で見過ごされがちな課題や、生物多様性・環境保全の現場に寄り添いながら、“いのち”と“希望”を映す作品づくりに取り組んでいる。

2018年、より広い世界へ想いを届けるため、都内に拠点を移す。著名人やナショナルクライアントの広告映像制作に携わり、マーケティング視点と伝達技術を磨きながら、“伝わる”映像表現の本質を学んだ。その後、自らの足で社会課題や環境問題の現場に赴き、現地で出会った声や景色を、ドキュメンタリーとして紡ぎはじめる。

2021年、株式会社WAVE CREATIVEを設立。広告制作とフィールド取材で培ったミクロ・マクロ両方の視点を融合し、社会や自然、人々の想いを映像に昇華する「ソーシャルクリエイティブ」を実践している。

現在は、国際NGO・ピースウィンズ・ジャパンのスタッフとして人道支援・災害対応の最前線に立ち、パタゴニアとのプロ契約や、NGO・宣教団体との協働を通して、地域・民間・信仰を横断しながら作品づくりを続けている。

映像が、ただ消費されるのではなく、“誰かにとって、生きる希望となるように”――そんな願いを込めながら、今日もカメラを向けている。

Partnership / Affiliation

  • Patagoniaプロ契約(環境保全分野)
  • NPO法人 Welgeeプロボノ登録(難民支援)
  • Peace Winds Japanスタッフ(人道支援・災害対応)
  • アンテオケ宣教会メディアスタッフ

Recognition

  • クールジャパンアワード映像制作の革新性と日本文化発信が評価され受賞
  • グリーンフィルムフェスティバル 2024最優秀賞
  • NHK 全国特集『ただ生まれてきただけなのに』にて生い立ちと活動が紹介

History

歩み

2018

映像制作の世界へ踏み出す

独学で映像を学びながら、仕事と制作を両立する日々。ある日制作した一本の映像が映像関係者の目に留まる。手応えの一方で「届けたい人に届かない」現実に直面。この悔しさが「届け方を学ぼう」という決意の原点に。

2019

東京へ。「届ける力」を学びに

技術だけでは届かない。環境を変えるため上京し、広告映像・マーケティング・企業プロジェクトなどあらゆる現場で、伝え方・届け方の本質に向き合う。

2020

コロナ禍と転機、映像作家へ

案件が激減する中、短尺広告やアニメーション映像の需要が高まり、「映像作家」として声がかかるように。この頃、一人の自然保護活動家との出会いが、のちの取材活動へと発展していく。

2021

国内外での取材活動をスタート

愛媛・瀬戸内海のプラスチック問題、北海道・積丹の磯焼けと絶滅危惧種、そしてバングラデシュ・ロヒンギャ難民キャンプへ。「声なき声を伝える」ことの重みと責任を知り、映像は誰かの代弁者になれる——その想いが確信に変わった年。

2021

WAVE CREATIVE 設立

社会課題と自然保護をテーマに据えたクリエイティブプロダクションを設立。ほどなくして、自身の生い立ちと取材活動がNHK全国特集『ただ生まれてきただけなのに』で取り上げられる。

2023

ソーシャルクリエイティブの確立

表現技術・マーケティング視点・社会課題への感度を融合させた独自のアプローチ「ソーシャルクリエイティブ」を確立。4月にPatagoniaとプロ契約を締結し、自然と人、社会と未来を結ぶ仕事へ本格的に踏み出す。

2024

初めての上映会、そして新たなスタート

藤前干潟ラムサール条約登録20周年記念映像がパタゴニアの助成プログラムに採択。初の自主企画上映会には家族、恩師、仲間が駆けつけた。スクリーンに映る小さな物語たちを見つめる人々の表情は、忘れられない体験に。

2025

世界の舞台と、いのちの現場へ

2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)にて、海の保全をテーマにしたパビリオンの映像制作を担当。「明日を生きるための若者気候訴訟」ショートドキュメンタリーを公開し、テレビ番組「ライフ・ライン」特集、インドネシア・カリマンタンでの公式PV制作など、地域・民間・信仰を横断して記録を続けた年。

2026

国際NGOの最前線へ

国際NGO・ピースウィンズ・ジャパンの映像スタッフとして所属。「10代から映像一筋で歩んできた賜物を、社会のために」——人道支援・災害対応の最前線で、記録の仕事が始まっている。

映像の、外で。

現場に立つ一方で、成田は一対一の対話も続けています。役割や期待の奥にいる「本来のあなた」へ還っていくための時間。長く内省と自己変革を重ねてきた経験から生まれた、もうひとつの関わり方です。

Counseling
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