Works — Social Creative
何十年先も、心に灯り続ける物語
Patagonia|藤前干潟ラムサール登録20周年記念映像・上映企画2022.12 — 2025|ドキュメンタリー / 上映企画 / 動物保全

パタゴニア・インターナショナル・インク環境助成プログラムに、
NPO法人藤前干潟を守る会によるラムサール条約登録20周年記念映像企画が採択され、
愛知県名古屋市港区に存在する藤前干潟を舞台に、記念映像の制作および上映会を実施しました。
作品は現在、藤前干潟のビジターセンターでご覧いただけます。
ただ映像を制作するだけでは広がらないと考え、上映会の企画・運営を提案。
映像とデザインを組み合わせ、現地での体験型コミュニケーションを実現しました。
背景
藤前干潟は、2002年にラムサール条約に登録された自然の宝庫。
しかし近年、活動当時を語れる世代の高齢化が進み、記憶の風化が課題となっていました。
だからこそ、未来に受け継がれるためのドキュメンタリー映像として、
「何十年経っても色褪せない作品づくり」を目指しました。
取り組み内容
- 藤前干潟を舞台にしたドキュメンタリー映像の企画・撮影・制作(藤前干潟のビジターセンターで上映中)
- 上映会の企画・運営(藤前干潟活動センター / FabCafe Nagoya / Patagonia名古屋)
- ポスター・ステッカー・ビジュアル制作
- ステッカーにQRコードを設置し、藤前干潟特設サイトへ誘導する設計
成果と広がり
- 全上映会(藤前干潟活動センター / FabCafe Nagoya / Patagonia名古屋)で満席を達成
- 来場者アンケートで「知識がなかった人でも深く共感できた」という声を多数獲得
- 上映後、大曽根で環境活動家向け上映会を実施
- 県を超え、山梨県での上映会も開催
- 今後、さらに全国各地で上映会展開予定
視聴者の声
「藤前干潟について何も知らなかった自分でも、
ストーリーと皆様の想いに引き込まれ、自然の大切さと活動の意義を強く感じました。」
(30代・会社員)
「自分にもできる小さな一歩があると気づかされました。
知識だけでは動けなかった心が、行動したい気持ちに変わった。」
(30代・主婦)
「映像のクオリティも高く、藤前干潟を守る方々とパタゴニアスタッフの熱い繋がりを感じ、
自分も保全活動に参加したいと初めて思いました。」
(20代・大学生)
「小さな思いから始まった行動が、未来を変えたというメッセージに心から励まされました。
自分の活動にも希望を持てるようになった。」
(20代・環境活動家)
監督メッセージ
地元・名古屋の地で、人生をかけて干潟を守り続けた人たちの想いを、次の世代へとつなぎたい。
未来の環境活動家たちが、この物語に出会い、心に火を灯すように。
何十年経っても色褪せない映像を、そんな願いを込めて制作しました。
—— Narita Jhonerick Manalo(ジョン)
作品の題は「小さな生命、大きな未来。」。干潟のまわりで暮らす地元の人たちと、干潟に棲む微生物。一つひとつは小さな存在が集まって、大きな力になっていく物語です。いまの干潟が抱えるゴミやマイクロプラスチックの問題にも触れています。
- Title
- 小さな生命、大きな未来 〜藤前干潟 渡り鳥たちの未来を考える〜
- Place
- 藤前干潟(愛知県名古屋市港区)名古屋港の奥に残る約100ヘクタールの干潟。シギ・チドリなど、年間数万羽の渡り鳥が羽を休める。名古屋市の埋め立て計画を、市民と自然保護団体の反対運動が止めて守られた場所
- Client
- NPO法人 藤前干潟を守る会パタゴニア・インターナショナル・インク 環境助成プログラム
- Screening
- 藤前干潟活動センター/FabCafe Nagoya/Patagonia 名古屋/大曽根/山梨
- Role
- 監督・撮影・編集/上映会の企画・運営/ポスター・ステッカーのビジュアル
Timeline
制作の歩み
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2022
「藤前干潟の映像を作っていただけませんか?」
ラムサール条約登録20周年に向けた、ひと言の依頼から始まりました。夏にはパタゴニア名古屋店のみなさん、藤前干潟を守る会のみなさんと干潟の清掃活動にも参加し、取材を重ねていきました。
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2023.03
パタゴニアの環境助成プログラムに採択
2022年12月に企画書をまとめ、翌年3月に環境助成プログラムの審査を通りました。
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2023 — 2024.04
1年半の取材と撮影
撮影・編集
干潟に通い、季節ごとの干潟と、守り続けてきた人たちを撮影しました。ドローンで、空からの干潟も撮っています。
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2024.04.27 — 05.12
ドキュメンタリー映像上映会「渡り鳥たちの未来を考える」
上映会の企画・運営
映像を作るだけでは広がらないと考え、上映会そのものを企画しました。4月27日に藤前干潟活動センターで最初の上映会を開き、5月11日にFabCafe Nagoya、5月12日にPatagonia 名古屋で上映。FabCafe Nagoyaでは、上映のあとにクロストーク「未来を変えるための小さな一歩」を開催。藤前干潟を守る会の梅村幸稔さん(ガタレンジャー/環境省 藤前干潟国設鳥獣保護区管理員)、国際教養大学 准教授の工藤尚悟さん、近藤印刷 代表取締役社長の近藤起久子さんと一緒に登壇しました。

上映会のキービジュアル 
上映会のポスター 
FabCafe Nagoya 
Patagonia 名古屋 
藤前干潟活動センター -
2025
県を越えて広がる上映会
2月には山梨県甲府市のエシカルイベント「tane labo」で、4月には「藤前干潟いきものまつり 2025」で上映しました。大曽根での環境活動家向けの上映会も開いています。完成した作品は、藤前干潟のビジターセンターで見ることができます。
Credits
- 監督・撮影・編集
- 成田 淳
- 主催(上映会)
- NPO法人 藤前干潟を守る会
- 制作
- WAVE CREATIVE
- 協力
- パタゴニア日本支社、FabCafe Nagoya
- 助成
- パタゴニア・インターナショナル・インク 環境助成プログラム
Links
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